投資用不動産オーナーになりたいと思い購入を決めるとき、皆さんはどの方法で物件を探しますか?投資用不動産初心者のほとんどの方はネットサーフィンしたり不動産会社に行っていい物件がないか調べますよね。その際に実際によくあることがあります。不動産会社からすればいい物件が売れるのは当たり前ですが、それだけではいけません。色々な物件を扱っている不動産会社は本心ではお勧めしない物件なども売っていく必要があるのです。投資用不動産オーナーにこれからなる側からすれば、もちろん良い物件を購入したいですよね。そのためにも不動産会社の発言に注意をしないといけません。それに自分はこういう物件が欲しいと意見を曲げない事が大切です。ここでは、不動産会社が購入者によく言う嘘などをまとめてみました。
よくあるおとり広告ってなに?
不動産業界ではおとり広告・おとり物件・釣り物件など様々な呼び方がありますが皆さんはあまり聞いたことがないと思います。「おとり」とは誘いよるために使う手段です。つまり、そもそもない物件、売り切れた物件をまだあるかの様に広告に載せているということです。ネットでは「駅ちか!好条件!」とかよく書いていますよね。不動産会社の看板などに載せている物件なども約2割程がこのおとり広告なのです。投資用不動産購入者からすれば、なるべく好条件で好立地な良い物件を求めますよね。そういったときにネットやお店などで見かけるこれいいなと思った物件の2割がおとり広告だと思った方がいいです。周辺の物件の相場より明らか安く設定していて、残り〇件!とかもろに怪しいです。良い物件であればすぐ売り切れますので長く載せている時点で「あ、おとり広告だな」と警戒した方がいいです。
おとり広告がなぜ発生するのか?
なぜ、わざわざそんなおとり広告などを載せているのか気になりますよね。不動産会社からすれば契約してもらってなんぼの世界です。どんな物件でも売れなければ不動産会社の利益になりません。良い物件であれば広告を出せばすぐ売れますが、良くない物件をそのまま広告などに載せると誰も買わないですよね。そこで不動産会社はおとり広告を出して、集客しているということです。購入者が興味を引くようなおとり広告を出しておいて集客し別の物件を売るという流れが多く見受けられます。おとり広告をみてA物件が欲しいと思い、不動産会社に行くと不動産会社から「昨日売り切れてしまいました」や「先約がいまして、、、」など言われます。その後、「こちらのB物件もオススメですよ」などと、すり替えて他の物件を勧めてくるというよくあるパターンになるのです。そもそも売りたかった物件はB物件なのに、いかにもA物件を購入希望者に売りたかったがB物件ならあります的な感じでうまい事言ってきます。購入希望者からしたら腹立たしいですよね。
素人は進捗情報の確認のしようがない
残念ながら不動産会社がおとり広告を載せていて、嘘をついていたらどうしようもありませんよね。ですので、自分で調べて判断するしか方法がないのです。警戒するポイントで言うと、
1、相場を調べる
→気になる物件があれば相場価格を調べましょう。明らかに広告の相場が安ければ警戒した方がいいです。おとり広告ではなかったとしても事故物件の可能性もあります。
2、不動産会社に行く前に電話で問い合わせをする
→わざわざ不動産会社に行ったのに欲しい物件が売り切れたなんて嫌ですよね。それに、その欲しい物件がおとり広告だったら余計に嫌ですよね。直接話を聞きたいと思う気持ちも分かりますが、まずは電話して欲しい物件がきちんと存在しているか確認しましょう。
3、何回も調べる
→電話で確認して「売り切れました」と言われたのに、いつまでたっても物件が載ったままだと怪しいです。通常なら売り切れた物件なのに問合せが来ても意味がないのです。同じ物件をいつまでも載せるということはおとり広告の可能性大です。
このように、不動産会社が言うことはすべて信用してはいけないということが分かりますよね。確実ではないですが、自分で調べる方法しかないのです。
まとめ
一般の方たちには分からないように不動産会社はおとり広告を載せ集客をしています。不動産会社もそこまでして集客をし、物件を売りたいということが分かりますよね。購入者側からしたら腹立たしいことですが、そこまでしないと条件が良くない物件が売れないというのが実態です。なので、不動産会社のいうことを信じる、鵜呑みにしてしまう人は要注意しましょう。よくない物件でも普通にオススメしてきます。そして購入してしまいババを引いてしまい投資用不動産を購入したが失敗したという最悪の流れとなる可能性があります。しっかり自分でも事前に調べておくのが本当に大切です。もちろんすべての不動産会社がおとり広告をしているというわけではありません。全体の約2割です。約10件あれば2件です。自分が引っかかる可能性も十分にありますので注意して怪しいと思ったら購入はしない方がいいです。