多くの会社員の方たちの中には投資用不動産に興味がある人は少なからずいると思います。ですが、住宅ローンがまだ残ってるから投資用不動産は出来ないと思っていませんか?そこの時点で投資用不動産の購入を諦めてしまうのはもったいないです。結論を言うと、住宅ローンがまだのこっていても投資用不動産は購入できます。ですが、様々な条件をクリアしていないと投資用不動産ローンは通りません。そこで、どういった条件がある場合に住宅ローンが残っていても投資用不動産ローンが組めるのかをまとめてみました。
住宅ローンがあっても審査が通る条件
住宅ローンがまだ残っていても投資用不動産ローンを組むには条件があります。審査内容は、借入しているお金の残額・年収・勤続年数・勤務先などを総合的に判断されます。審査された結果、投資用不動産ローンを組んでも返済可能と判断されれば審査は通るという事です。住宅ローン返済額と新たな融資返済額の合計が額面年収に対してどの程度の割合なのかがポイントとなります。そこで、融資される金額や融資年数などが決まってきます。一般的に額面年収の35%が目安とされています。配偶者に収入がある場合は、配偶者の年収の2分の1が加味されます。また、審査の際には住宅ローン以外にも自動車ローンや消費者金融からの借り入れも債務としてみられます。※消費者金融からの借り入れがある場合は、融資は不可となります。
外国籍・リレーローンで投資用不動産ローンを組むことは可能なのか?
最近は海外の方からの投資用不動産の購入が増えていますよね。そこで、外国人でも投資用不動産ローンを組むことが出来るのか?と疑問に思う方もいると思います。結論、外国籍の方は、日本での永住権を取得していなければ投資用不動産ローンを組むことはできません。投資用不動産ローン以外のローンでは外国人専用の融資があったりするという話も聞きます。ですが、ほとんどの金融機関は「永住権」がないと申込みができないのがほとんどです。また、リレーローンというのは親子ローンとも言われています。簡単に言えば、親子でローンを返済していくローンの事を言います。住宅ローンにはリレーローンはありますが、投資用不動産ローンにはリレーローンはありませんので、頭にいれておきましょう。
既に住宅ローンで団信に加入している人はどうしたらいいのか?
既に住宅ローンで団体信用生命保険に加入している方もいますよね。投資用不動産ローンでも団体信用生命保険に加入できるのか?という疑問をよくネットなどで見ます。住宅ローンで団体信用生命保険に加入していても、投資用不動産ローンで団体信用生命保険に加入することはできます。もちろん告知義務もありますが、健康な場合は特に問題ないと思います。また、人によっては複数、投資用不動産の物件を所有している方もいますよね。そういう方は物件ごとに、団体信用生命保険に加入することが可能になります。もし万が一、自分が亡くなったり、高度障害になった時などに重要なのが団信です。複数物件を所有しているかたは特に加入することをオススメします。
まとめ
住宅ローンが残っていても、条件がクリアできれば投資用不動産ローンを組めることはメリットですね。他にローンがあるから投資用不動産を購入できないと思ったいる方はたくさんいます。債務に関しては、消費者金融以外からの債務であること、金融機関から返済能力を認められたものに関してはほぼ大丈夫です。また、住宅ローン以外にも自動車ローンを組んでいる方も多くいると思います。金融機関は債務状況や返済記録などすべて把握することができますので、しっかりと普段から期日に返済しておきましょう。よく住宅ローンと投資用不動産ローンは一緒にされがちです。ですが全く別のものになります。ですので、団体信用生命保険も別々で加入することが可能になります。最後に、住宅ローンで投資用不動産物件を購入することは絶対にしないでくださいね。