投資用不動産オーナーになるためには様々な書類の用意が必要になります。不動産を購入するという事は契約をして自分で経営するという事です。必要な書類の準備だけでも結構大変なものです。事前に準備をしておくのがおススメです。投資用不動産を購入するためにローンを組む際に必要なものから不動産会社と契約する際に必要なものまであります。それぞれどのような書類がいるのかをまとめてました。投資用不動産を購入するのが初めての方は初めて見る書類などもあると思います。書類をみて何の書類か分からない!といったことがあっては大問題です。しっかりと投資用不動産オーナーになるにはどんな書類が契約上いるのか等、把握しておきましょう。
金融機関へ融資の契約をする時に必要な書類
投資用不動産オーナーになる方のほとんどは金融機関からローンを組んで購入すると思います。それぞれローンを組む金融機関によって提出書類など変わってくる場合もありますが、必要になる書類をまとめてみました。
●申込みの際に必要なもの●
各種ローン申込書(原本)
・団体信用生命保険加入申込書兼告知書(原本)
・火災保険申込書・・(原本)
・運転免許証またはパスポート※持っていない方は健康保険証(写し)
・住民票※家族全員記載されているもの(原本または写し)
・在留カードまたは永住者証明書※外国籍の方(写し)
・源泉徴収票※前年度分(写しまたは原本)
・住民税課税決定通知書または課税証明書※給与所得者は前年度分、会社経営の場合は2年分(原本または写し)
・不動産売買契約書(写し)
・重要事項説明書(写し)
・登記謄本※土地・建物 発効後6か月以内(写し)
・公図(写し)
・物件案内図(写し)
・物件間取り図(写し)
・建築確認申請書および確認済証(写し)
・火災保険証または火災保険申込書(写し)
その他、現在ほかにローンがあればその返済予定表などの書類提出が必要になります。不動産関係の書類に関しては不動産会社が用意してくれる書類もあります。金融機関によってはさらに細かく書類提出を求めてくる場合もあります。事前に準備できるものは準備しておいた方がいいと思います。
●契約の際に必要なもの●
・収入印紙※ローンの金額にもよります。大体1万から10万程
・印鑑証明書
・住民票※家族全員記載されているもの
・土地建物の登記済証(いる場合ある)
・実印(契約者・連帯保証人などすべて)
・運転免許証
・キャッシュカードと銀行印
・振込用の口座番号が分かる資料
不動産会社と売買契約をする際に必要なもの
投資用不動産を買うことを決めると、不動産会社から重要事項の説明・契約内容・物件についてお話があります。売主(不動産会社)と買主(自分)で売買契約書の確認をし終わったら投資用不動産に関する書類などに署名、押印していきます。
●契約の際に必要なもの●
・印鑑※ほとんど実印です。ローンを組んでいる場合は必ず実印。
・手付金※現金OR小切手など※領収書はもらいましょう
・印紙※不動産売買契約書に貼るものとして
・仲介手数料(媒介契約にて決められている金額)
・本人確認書類※免許証、パスポートなど
不動産会社によって異なりますが、主にこのような書類が必要になります。自分が持っていくものはこれだけですが、実際に不動産会社の担当者と会った際に契約書をまきます。サインや捺印をしてしまうと契約成立となります。ですので、内容をしっかりと確認し、分からないことは必ず聞くようにしましょう。
契約の手続きをする際に大事なこと
金融機関での手続き、不動産会社との手続きには印紙代など支払いがあります。契約した後からが投資用不動産オーナーではなく契約段階ですでに投資用不動産オーナーです。契約に関してかかった費用などに関しては必ず領収書をもらってください。事業者なので対年度の確定申告にも計上できる内容もあります。領収書がないと後々面倒なので投資用不動産に関わる費用は必ず領収書としてとっておくようにしましょう。
まとめ
投資用不動産オーナーになるにはこれだけたくさんの書類が必要だという事が分かりましたね。金融機関や不動産会社によって提出書類の種類は様々ですが、必ず必要な書類や印鑑などがたくさんあります。書類などを揃えるのでも時間を使います。書類を早くそろえて契約書をまかないと、人気物件なんかは売り切れてしまうといった可能性も出てきます。事前に計画を立てて用意できるものは用意しておきましょう。また、それぞれ契約書をまくと思います。適当に内容を理解せずにサインは絶対にしないでくださいね。小さく書いてある文章ほど注意です。契約成立してから後悔や失敗したと思わない為にも内容を理解してからサインに応じましょう。