数年前から、都市部（東京・名古屋・大阪）の新築ワンルームマンションを筆頭に新築物件がすごい勢いで売れています。それには、様々な理由がありますが新しい物件が出来てもすぐ売り切れる状況で迷っていたら一瞬で欲しかった物件が売り切れたなどの話はよくある話となりました。数年前と比べ、投資用不動産オーナーとして購入する人が多いのもありますがそれに比例せず、都市部の新築マンションの建設が間に合っていない状況です。つまり品切れと言うことです。なぜ購入希望者が多いのに新築で建つマンションが少ないのか気になりますよね。そこで、今の日本の現状とともにその理由をしっかりと学んでいきましょう。
東京・大阪・名古屋の地価が上昇している
最近、主に東京・大阪・名古屋の地価が上昇しています。よくニュースでも取り上げられていますよね。地価が上昇することによって、当たり前ですが新築マンション等を立てるための建設費用もその分高くなります。投資用不動産オーナーからすれば物件価格があまりにも高すぎると購入への需要は低くなりますよね。不動産会社からしても需要が減るのは困るので、価格は変えずに面積を抑えたりする等の実質値上げを検討している会社などもあります。良い物件でも高すぎると購買力も低くなりますし、それなら近場で少しでも物件価格が安いところを探しますものね。なぜ東京・大阪・名古屋の地価があがっているのかというと、大阪はあべのハルカスなどの大型商業施設が増えたことです。東京・名古屋は2020年に東京オリンピックがあることが大きな理由の一つとなります。
マンション価格上昇の理由はなにか
マンション価格が上昇しているのは商業施設が増えたことや東京オリンピックがあること以外にも実は理由があります。
１、人手不足
→東京オリンピックや地震の被災地に建設業関係のかたが多く行くため人が足りない状況が続いています。多くの建設業者は数年先まで仕事で埋まっている会社もあります。外国人労働者や女性を雇用しても2014年段階で81万人不足しているとニュースでしていましたので今だと約100万人が人手不足だろうと思います。
２、建設資材高騰
→インフレ円安により物価が上昇したことによって建築資材などが高騰しています。それによって建設費用も比例して高くなっていきます。
３、土地価格高騰
→先ほどにもでましたが、東京・大阪・名古屋は特に土地の価格が上昇しています。
４、消費税が上がる
→消費税が５％から８％にあがりましたよね。さらに今後消費税は上がるとされています。
このような様々な理由から、新築マンションなどの価格が上昇していると言えます。さらに、新築マンション建設する為の人が不足している状況とも言えます。コンスタントに新築物件を建てれないのはこのようないくつかの原因があるということですね。
それでもなぜ購入者が増えているのか？
出回る新築不動産物件が少ない中でなぜそれほど需要があるのかはいくつか理由があります。
１、都市部でアクセスが良い
→東京オリンピックによって人がたくさん来たり、新しく商業施設などが出来ることにより便利だから
２、海外からの購入者も増えている
→円安により海外の方からすれば自国の物件を購入するより安いです。さらに他の国と比べて日本は低金利ということもあり、海外勢からの購入者がどんどん増えています。中国人などが不動産の爆買いをしているケースもよく見られます。
他にも、円を不動産に変えれる等多数のメリットを考えるとやはり需要は高いと言えます。これからさらに家賃上昇などが予想されています。今後を比べると今のうちに物件を購入し、都会であれば空室リスクも少ないので家賃上昇により多くの家賃収入がもらえるいうメリットが高いのです。首都圏は外国人も多く、アクセスも良く地方よりも需要が高いので今のうちに仕込んでいるということですね。
まとめ
土地価格上昇・人手不足・物価上昇・消費税上昇などマイナスなイメージがありますが、だからこそ都市部に不動産を持つことにメリットがあると言えます。これからさらに価格が上昇されると言われています。なので、今のうちから投資用不動産を都市部に購入する人が多いことが分かりますよね。新築マンションが出来たら売り切れ。もう競争状態だということが分かります。それに、海外勢からしたら自国よりも良い条件で良い物件が手に入るので需要もどんどん増えています。この状況を見るとやはり中古物件よりも断然、新築マンションが人気です。特に都市部だと一人暮らしが多いので、新築ワンルームマンションが人気です。
