投資用不動産を購入するメリットはいくつかありますが、「円を物(不動産)に変えて価値のある資産をつくる」という話は以前しましたよね。それと似たような話にはなりますが、投資用不動産を購入するには頭金が必要なケースがほとんどです。その頭金は自己資金で支払って後の物件購入部分のみにローンを使用するかたもいると思います。それではもったいないです。せっかく頭金を支払う資金があるのであればそれをドルに換えてリスクヘッジした方が賢いと思います。頭金までも借入を起こし支払った方がおススメです。賢くローンを返済する方法はあります。投資用不動産の購入にかかる費用はすべて金融機関からの借り入れで購入するべき理由をまとめてみました。
円を借り入れて、円の価値が下がったら返済!?
手持ちのキャッシュがあるからと言って一括で投資用不動産を購入するといった購入方法は一番やってはいけない事だと思います。自分の手持ちの資金のお金の価値を保全したとしか言えないですよね。そんなに自己資金があるのであれば自己資金の円をドルに換える方法がオススメです。自己資金があっても、投資用不動産はすべて金融機関からローンを組んで購入するべきです。円安ドル高の今の時代に円を価値の高いドルに換えておくことによってメリットがうまれます。これから円高ドル安になれば、ドルを価値のある円に換えてローン返済に充てることが可能です。仮に、このまま円安がさらに進んでいけばドルを活用してローン返済します。それによって金融機関からのローン(借金)を本来より圧縮することが出来ます。
投資用不動産はフルローンで運用しよう
先ほどのお話と関連していますが投資用不動産の物件は必ずフルローンで借入れするのがオススメです。頭金に使用しようと思っていた資金をドルに換えることによって、今の円安ドル高の時代に合った資産形成をしていると言えます。フルローンにするメリットは為替を活用した資産運用が出来るからです。ドルに換えた資金は円安が進めば進むほど資産が増えていきます。さらに円の価値が下がっているという事なので、金融機関から借りたローン(借金)の価値が下がるという事になります。この方法で投資用不動産を持つのが一番望ましい仕組みだと私は思います。今後は物価(不動産価格)があがると言われています。それに比例してマンション等の家賃も上がると言われています。円安が進めばドルに換えた資金はあまり使用せず資産形成が出来るという事です。それで、家賃収入部分でローン返済をしていくことが可能になります。将来支払いが終わる頃には、物件がのこる+ドルの資金が増えているということも十分にあり得ます。
投資用不動産を購入するための借金は良い借金
フルローンで投資用不動産を購入するのが良いという事は分かりましたよね。ですが、「自分の属性で全額借入れをすることは可能なの?」と思う方は多いと思います。通常であれば個人が借入れ出来る金額は数百万くらいですが、投資用不動産の場合は物件を担保にすることができます。ですので個人で借入れをしたとしても数千万借入れをすることが可能になります。「お金のやりくりが困難になり借金をする」のは悪い借金ですが、「投資用不動産を購入するために借金をする」のは良い借金と言えます。悪い借金のイメージのまま「金融機関から借り入れをするなんて」と悪い印象を持ち拒否反応をする方が多いのが日本人の特徴です。ですが、逆に借りた方がメリットだという事が分かっている方からすればもったいないです。どんどん金融機関から借りれるだけ借入れした方が賢い方法だと思います。
まとめ
資金があるけどあえてフルローンで借入れしてメリットをだせるという事が分かって頂けたでしょうか?今ある資金を頭金にするのではなく、円からドルに換え、為替を活用した方法を知らない方がたくさんいます。ただ、将来の色々なリスクヘッジの為にという考え方ももちろんそうです。ですが将来支払いが終わるまでの間にもお得に支払いができた方がいいですよね。「良い借金(借入れ)は賢く返済し、頭金で使う予定だった資金は賢く資産運用」この方法が一番メリットがある資産形成だと思います。賢く資産形成をしながら投資用不動産を持つという事が大切です。今の日本の経済状況を理解し、計画をしっかり立てて投資用不動産を持ちましょう。